きょう、まいにち。

40代引きこもり主婦。北米在住。

プチ楽天家になる方法

2004年11月19日 第一版第一刷とありますので20年前の本。私も歳をとったはずです(笑)

 

保坂隆監修と言うことで、ネットでちょっと検索した所、監修者に内容に沿ったお話?などをしていただいて、編集者がそれに基づいて文章を書き、本としてまとめ、監修者が内容のチェックなどをすると言う物らしいです。

 

気分が落ち込んだ時、イライラした時の対処法やエピソードがギュッと詰まった一冊。簡単なことが多いので物足りない方もいるかと思いますし、当たり前の事と言われればそうなのですが、当たり前が出来ない時なんかに、ぱらぱらっとめくって当たり前のことでもちょっとしたおまじないくらいの気持ちで気軽にやって気分が変えられたらという趣旨なのかと思います。

 

参考資料やトピックの多さ(90以上の項目に分かれています)、一つ一つにエピソードや説明があり、もしかしたら気持ちが沢山詰まった書籍なのかなと思い編集者の名前を探しましたが見つかりませんでした。

 

20年前、ストレスに押しつぶされた時に手に取った本ですが、久しぶりに引っ越しの段ボール開けて手に取って、懐かしいかと思ったらそうでもなく、もしかするとあの時期に私の人生は止まってしまったのかもしれません

Dove チョコレート

Marsと言うアメリカの会社のチョコレート。個包装がされていて中に CHOCOLATE PROMISES MESSAGEたる物が書いてあります。アメリカ国外ではギャラクシーとして売り出しているようですが、写真を見る限り形も包みも違うので同じ物と言われてもちょっと信じられないかも…

 

今買っているLintdの90%のチョコレートバーがちょっと胃に刺激が強すぎるかなと思う事があり、他のチョコレートに変えようと購入してみました。

 

後ろ向きな引きこもりとしては、何となく女性性が全面プッシュされているようなイメージや、以前は中のメッセージに恋愛関連の物が多かったような記憶もあり、何となく買っていなかったのですが、まぁどうでもいいんじゃない?と言う年齢に達したようです。

 

ダークチョコレートを購入したので味は激甘い感じではなく、スニッカーズとかハーシーズとかと比べたらの話ですが、アメリカの安いチョコレートの中ではなめらかで上品な甘さかもしれません。包の中にあるメッセージは最近はオンラインで一般募集をしているようですが、何だか自己啓発的なメッセージで私にはやっぱり響きませんでした(笑)ちなみに写真はYou got this!です。

パスポート更新

 

(写真はチップなしの時代のパスポートです)

パスポートの更新をオンラインで申請できる日が来るなんて!私が最初にパスポートを更新した時からは想像もできない進歩です。自分のスマホがICチップを読み取れることができる事にも驚きました。何年も前のスマホなのにそんなハイテクな機能がついていたとは。

 

パスポート申請と言うアプリをダウンロードしないといけないのですが、10年に一回しか使わないアプリってなかなかないですよね。ICチップの読み取りをする部分をチップの真上にしないといけなかったようでちょっと手こずったりしましたが(横に数センチずれていたようでそこに気がつくまでに30分くらいかかりました(笑))、とっても便利でした。

 

そして写真の撮り直しができるのが有り難い(笑)しかも撮れた写真をちゃんとチェックまでしてくれる手厚さ!

 

数日かけて手続きをしたので、違う服で撮影し直したりしたのですが、黒い服の写真の方がしっくりしたのでこれは黒が似合っているのかも?他の人からしたら微妙すぎてどっちでも変わらないと思うのですが、自分としては思わぬ発見でした。

 

定期購読が届きました!

2月ごろに定期購読が届かないのでカスタマーサービスにEメールをした所他のカスタマーサービスに回され、そのカスタマーサービスから連絡が来ないので引き継がれたはずのカスタマーサービスにEメールを送った所、そのカスタマーサービスからさらに他のカスタマーサービスに回されていたのですが、その雑誌がついに届きました〜!

 

いやっほい。

 

スクリーンタイムを減らすべく昨年の11月末に申し込んだわけですが、長かった。最初の2、3ヶ月は8週間来ないこともあるとあったのでメールなどは送らず、その後はEメールを送るのが億劫だったりして今となったのですが、とりあえず届いて嬉しいです。

 

昨年店頭で購入した号は結構読み応えがあったのですが、今回はサラッと読める系で、それはそれで豆知識みたいな感じで読んでいて楽しいです。

 

そして、定期購読が届いたと思ったら、またしてもカスタマーサービスにメールしないといけない案件が出てきました。今年はもう既に3つめです。アメリカに住んでいたら当たり前なのかもしれませんが、一つくらい一回で通ってほしい(笑)

The Little House

1942年に出版されたVirginia Lee Burtonによる絵本。1943年にはCaldecott Medalと言う優れた絵本に贈られる賞を受賞したそうです。後書によると彼女の絵本は2012年の時点で(多分現在でも)一冊も絶版になっていないそうで、かなり根強い人気のある作家さんのよう。

 

ちなみに私が図書館から借りたのは出版75周年記念の本で、表紙の青色が通常盤より濃く、オーディオ版がダウンロードできるコードがついていました。サイズも子供の頃読んだものより1.5倍くらい大きいような気がするのですが、小さいサイズがあるのかこれが大きいのかは不明です。

 

小さい頃に触れたものは無条件でちょっと特別な存在になったりしますが、何が好きなのかと聞かれても特に何が好きと説明できないこの本はそんな一冊なのかもしれません。

特別絵が好きなわけでも物語に感動したわけでもない。ただ何だか好き。

 

新たに加えられた作者の息子さんの後書には、小さいお家のような家を建てそこに住み創作活動をした作者がいかに視覚的に思考する完璧主義者だったかが書かれていますが、物語の終わりと同じ見開きのページから始まるきっつきっつに書かれた2ページに渡る後書はお母さんがみたらやり直しというのではないかと思いました。

 

そして、ページ数が本文の下の行についているのですが、昔はそう言う風にページ数を振っていたのか、それとも作者がそうしたかったのかちょっと不思議でした。本はどれも似たように構成されていると思っていたのでこう言う小さい違いを見つけるのは結構楽しかったりします。

ミニエッグ

3月は2月と比べるとだいぶ過ごしやすかったです。ありがたや。

日も高くなって来て気温が低くても春らしい日差しが気持ち良い。近所でも春の花が咲き始めていてそろそろかなーなんて思っていると気温が急降下したりしています。

 

イースター前に大型のスーパーに行ったところキャドバリーのミニエッグがあったので即購入。探していたのでラッキーでした〜。ダークチョコレートを買ったのですが、ダークチョコレート風のパステルカラーはちょっと毒々しかったです(笑)でも、美味しければよし。ハーシーズが勢力を伸ばしているからキャドバリーの商品がないのかと思っていましたが、アメリカではハーシーズがキャドバリーの商品のライセンスを得て販売しているようなので関係なさそうです。

 

さて、引き続き朝だけ水洗顔を続けています。吹き出物は夜にきちんと洗い落とせていないのが問題だったらしく、夜は洗顔料の量を増やしてちょっとしっかり目に洗顔するようにし、朝も水洗いをしっかりめするようにしたところ、吹き出物はできなくなりました。肌は朝夕洗顔料を使っていた頃よりもちょっと乾燥が軽減されているかな〜?と言う感じです。

 

昨年の12月に、頭がすーすーするので写真を撮ってみたところ地肌がガッツリ見えていてなんともいえない気分になったのですが、昨日思い立って写真を撮ってみたところだいぶ目立たなくなっていました。シャンプーを変えたり、ナッツを食べてみたり悪あがきをしていたのですが、アレルギーなんかが出ていて食べ物もかなり大変な時期だったのでそれが関係していたのかもしれません。20代30代と同じ毛量髪質とはいきませんが、取り敢えずそれなりに生えてきていてありがたいです。

 

アンチエイジングなんて普通に考えて無理ゲーなので、自分の体には脳みそが受け入れられる速度で歳をとってほしいものです。

お伽草紙 新釈諸国噺

太宰治の作品です。

 

読み終わりましたー。

 

新釈諸国噺は1944年に複数の雑誌に発表された井原西鶴の作品を翻案したものを1945年1月に書き下ろしと合わせて出版したもの。お伽草紙は皆が知っている御伽話をパロディにした4遍を前書と共に1945年10月に出版したものだそう。

 

空襲がある中書かれたものなのに悲壮感を感じさせない軽快な文章で驚きました。おとぎ話や井原西鶴の作品を翻案するのはナショナリズムの反映らしいのですが、極限の状態でハイな部分もあったのでしょうか?

 

ただ、お伽草紙の方はだいぶ男性陣が女性陣と比べて純粋に書かれているような…そいうところも魅力なのかと思いますが…。新釈諸国噺井原西鶴を読んだことがないので原作と翻案の境目がさっぱり分からず何となく読むことになりましたが、最後の方の数編は共感できる部分もあり面白かったです。

 

かなり印象に残ったのが後書き。注釈と後書に、考察、元になった文献、新釈諸国噺の一話一話のどこが原作と違うかなんかがしっかり解説されていて脱帽しました。すごい人がいた物です。